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mn'95blog

映画や音楽などいろいろ。

もう10歳になる

実家の犬が来年の2月で10歳になる。人間の歳にすれば、もう50だとか60らしい。

今日母から、1週間ほど前にうちの犬が突然足を痙攣させて動けなくなったと聞いた。一時的なもので、病院に行って薬を処方してもらったら次の日には元気になっていたというが、原因はよく分からない。もううちの犬も、若くはない若くはないと思ってはいたけれど、実際にそんな話を聞くと急に怖くなった。私の寿命なんてどうせ長いのだから、10年、20年くらいあの子に分けてあげられたらいいのに、といつも思う。そう思うのは、もしかしたら自分のためなのかもしれない。

 

となんだかしんみりしてしまったが、今日うちの犬は救急車の音に反応して元気に遠吠えをしていたようだし、いつも通りいきたい。漫画を読んだので感想でも。

 今日読んだ漫画は、人から借りたもの。自分が普段読まないカンジのものだったのでなんだかとても新鮮な気持ちで漫画を読めた。

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

 

 市川春子先生の短編集。市川春子作品ははじめて。読んでいると唯一無二の世界観に一気に沈んでいった。画面はけっこうシンプルで、細めの線に、ベタか単一な一色のトーンが使われるだけ。そのおかげで、闇と光がはっきりしていて、発光しているように感じるコマすらある。現実から浮遊しながらもつま先は地面に触れている、くらいの絶妙なラインでファンタジー。3作収録されていて、どれも素敵だけれど「25時のバカンス」が一番お気に入り。他にも読んでみたいな。

 

ディザインズ(1) (アフタヌーンKC)

ディザインズ(1) (アフタヌーンKC)

 

NHKの「浦沢直樹の漫勉」という番組で見たことはあったけれど、読むのははじめて。五十嵐先生はボールペンを多用するのだけれど、それをTVで観てめちゃくちゃびっくりした。それまで漫画家って、Gペンだとか丸ペンだとかで描けないとなれないと思ってた。ページをめくってみれば、ボールペンとは思えない絵なのだけど、もっとどっしりした線で描いたらもっと迫力と緊迫感が出ていいだろうに、なんて考えながら読んでしまうところもあった。まあそこは好みの問題なので。ハマるかハマらないかけっこう意見がぱっくり割れそうな作家だなあ。映画みたいな見せ方は好き。あとなんかよくわからないけれど、「美大生だ!!」ってカンジがする、なんでだろ。

www.nhk.or.jp

ペンの持ち方すごい独特。漫勉は萩尾望都先生の回がすごかった。録画してるの何回か見返したもん。

www.nhk.or.jp

萩尾先生、話し方がすごく上品で、声もちょっと低くて心地よくて、素敵としかいいようがない…。萩尾先生といえば最近短編集『アメリカン・パイ』を少し読んだけれど、「ヴィオリータ」が良かった。あと、この表紙素敵でない?文庫版。大好きな人にあげちゃったけど、ちょっとほしかったもん。

アメリカン・パイ (秋田文庫)

アメリカン・パイ (秋田文庫)

 

なんか漫画の話が多いけれど、次は映画と本の話になりそう。

今日はこのへんで。ではでは。