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日記の・ようなものです

9月12日 最近買った本とか

昨日は夕食後にリビングの床で寝てしまい(どこででも快眠できるので床でも支障なし)、配偶者が何度か声をかけてくれたにも関わらず起きず、朝まで寝ていました。毎日日記を書くと決めた矢先にこれです。お風呂に入らずに寝ると気持ちが悪いので、ちゃんとしたい……。

さて、今日は沖田修一監督の最新作『子供はわかってあげない』を見てきました。すごく好きな一本であることは間違いないのですが、好きだという気持ちが溢れていてまとまらないので、これについては後日改めて書きたいなと思っています。とりあえず言えるのは、傑作なので映画もたくさんの人に見てほしいし、原作の漫画もまた傑作なので多くの人に読んでほしいということです。

上下巻ってコンパクトで好きです。

 

最近いくつか本を買ったので、今日はそれをまとめておこうと思います。昨日『批評の教室』を買いました。最近出た新刊です。北村紗衣先生は、映画の感想をブログによく書いているのですが、それを読むのが好きで、著作もいつか読んでみようと思っていたところ、新刊が出たので買ってみました。読むのが楽しみです。

あと、今日古本屋で2冊買いました。幸田文『台所のおと』と、山田宏一『シネ・ブラボー2』。

幸田文さんの著作が好きで、今年に入ってから『季節のかたみ』『きもの』と続けて読んでいて、次は『台所のおと』が読みたいなと思っていたので、良いタイミングで出会えたなと思います。店頭の100円コーナーにありました。幸田文さんのものごとの感じ方と、それを記す簡潔な文が好きです。文章の簡潔さと、その文章が表現するものの豊かさというのは、決して矛盾するものではないのだと、幸田文さんの著作を読んでいると思います。

ついでに店内も見てみたら、『シネ・ブラボー2』があったのでこちらも購入しました。最近『ハワード・ホークス映画読本』を読みましたが、読むと文章から溢れるホークス愛に突き動かされて、たまらなくホークスが見たくなりました(そして見ました)。文章だけで人に「面白そう!」「見てみたい!」と思わすのって、簡単そうで難しいと思っているのですが、山田宏一さんの文章を読んでいると、とにかく「面白そう!」「見てみたい!」とわくわくしてくる。見た後に読み返すと、「うんうん」と頷きながら読んでしまう。読んでいると映画について人と話している時のような、心躍る感じがします。なので、こちらも読むのが楽しみです。

最近、あまり本は買わずに図書館で借りるように心がけていたのですが、それでもちょこちょこ買ってしまい、本棚に積んでいる本が増えてきたので、暫くは本棚優先でいこうと思います。ではでは。